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2021

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2021.05.20

プラスチックギヤの静音化:プラスチックギヤの静音化技術紹介記事をWEBサイトに公開

ポリプラスチックス

ポリプラスチックス株式会社(本社:東京都港区、代表取締役:塩飽 俊雄、以下、ポリプラスチックス)は、このほど、「プラスチックギヤの静音化 ~はすば歯車編~」を自社サイトに公開しました。

 

 

▼ポリプラスチックス株式会社公式サイト
https://www.polyplastics-global.com/jp/

プラスチックギヤの静音化技術 ~はすば歯車の騒音低減効果に関する留意点~
https://www.polyplastics.com/jp/support/gear/gear_noise/index.html

 

■今回の記事公開の意図
プラスチックギヤは多数の機器に採用されてきた歴史が有り、POM樹脂が多く使われています。ギヤ部品の設計や精度など色々な原因で騒音問題が発生する場合が有り、設計の方を悩ませることになります。3年前に平歯車を対象とした静音化の設計技術を紹介いたしましたが、今回は、はすば歯車での静音化対策の設計技術について紹介いたします。

 

■はすば歯車の騒音低減効果のしくみ
平歯車に比べはすば歯車は静音化に有利とされています。これは重なりかみ合い率が静音化に大きく影響するためです。この静音効果を最大限に発揮させるためには、重なりかみ合い率を1.0など整数化にすることが重要です。この為歯幅に見合った、適正なねじれ角を選択する必要があります。

 

ギヤシャフトの傾きと軸間距離の影響
はすば歯車には大きな騒音低減効果があります。また、はすば歯車は軸の傾きに対し非常に繊細でありますが、ここを適正化すれば平歯車に比べ10dBをはるか超える騒音低減効果を得ることが可能です。軸間距離に対する挙動も平歯車とは異なるので理解して設計することが大事です。

 

本記事に関連するSDGs目標

※SDGsに関する詳細はこちら(外部リンク:国連ウェブサイト)をご覧ください。