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2020
ポリプラスチックス、TOPAS®COC(環状オレフィン・コポリマー) 製造設備の新規増設を決定
ポリプラスチックス株式会社
2020年9月17日、ポリプラスチックス株式会社 (本社:東京都港区、代表取締役:塩飽 俊雄、以下「ポリプラスチックス」)は、TOPAS® COCの世界的な需要の高まりに対応するため、ドイツのロイナに環状オレフィン・コポリマー(COC)の製造設備を建設することを決定いたしました。
当社ドイツ現地法人であるTOPAS Advanced Polymers GmbH(以下、TAP社)の新工場は、年間2万トンの生産能力を有し現在の生産量を2倍以上に増やすものです。本工場は2023年半ばまでに稼働する予定です。TAP社の従来のTOPASの生産工場は、ロイナの西約400キロにあるオーバーハウゼンにあり、2000年のオーバーハウゼン工場の開設以来、TOPASはその卓越した純度とガラスのような特性に基づき幅広い用途で開発され、多くの医療機器の重要なコンポーネントになってきました。
TOPASは包装材において、市販のポリオレフィンの性能を高め、よりシンプルでリサイクル性の高い持続可能なソリューションの開発を可能にしてきました。 TOPASで強化されたPEに基づくモノマテリアル構造は、PETまたは他のPE非互換ポリマーの層を使用した複数材料によるソリューションよりも簡単にリサイクル可能です。TOPASは、サーキュラー・エコノミーに関するEUの取り組みの一環として、リサイクル可能なポリオレフィンとして認定されています。
■ポリプラスチックスについて
東京を本社とするポリプラスチックスグループは、エンジニアリング熱可塑性樹脂の開発と生産における世界的なリーディングカンパニーです。グループの製品ポートフォリオには、ポリアセタール(POM)、PBT、PPS、液晶ポリマー(LCP)、および環状オレフィン・コポリマー(COC)が含まれます。 50年以上の経験を持つ当社は、研究開発、生産、販売リソースの強力なグローバルネットワークに支えられています。
詳細につきましては、https://www.polyplastics-global.com/jp/をご覧ください。
■TAP社について
TOPAS Advanced Polymers GmbHは、ポリプラスチックスの連結子会社で、その卓越した純度とガラスのような特性に基づき医療、光学、包装材、電子部品用途に用いられるプラスチックであるCOC(環状オレフィン・コポリマー)の世界有数のメーカーです。ウェアラブルなインシュリンの配送から、食品接触フィルム、タブレットやスマートフォンのコンポーネントまで、TOPASは最適な高性能素材です。 TOPASはグローバルで広範な法規制に対応しており、皆様の今後の開発に最適な素材です。
詳細につきましては、 https://topas.com をご覧ください。
TOPAS®、トパス®は、TOPAS Advanced Polymers GmbHがドイツ、米国その他の国で保有している登録商標です。
■本件に関するお問い合わせ先
ポリプラスチックス株式会社 CSRグループ 広報担当 阿部・千葉
TEL: 03-6711-8614
本記事に関連するSDGs目標
12.2 2030年までに天然資源の持続可能な管理及び効率的な利用を達成する。
12.5 2030年までに、廃棄物の発生防止、削減、再生利用可能及び再利用により、廃棄物の発生を大幅に削減する。
14.1 2025年までに、海洋ごみや富栄養化を含む、特に陸上活動による汚染など、あらゆる種類の海洋汚染を防止し、大幅に削減する。
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