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2020
米国TSCA リスク評価高優先度物質について (ホルムアルデヒド、パラジクロロベンゼン)
ポリプラスチックス
お客様各位
ポリプラスチックス株式会社
品質保証部
拝啓 貴社ますますご清栄のことと、お慶び申し上げます。平素は格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。弊社製品DURACON® POMおよびDURAFIDE® PPSについて下記のとおりご連絡申し上げますので、宜しくご査収の程お願い申し上げます。
敬具
記
米国当局はリスク評価高優先度物質に指定された20物質の製造者に、5月27日までに自己申告を行うよう通達を出しました。近日中に当局はこれら物質のリスク評価を開始しますが、このリスク評価にかかる費用を製造者から徴収することを予定しております。このため当局は当該物質の製造者を把握する必要があり、対象となる製造者に期限内に自己申告を行うよう要求しております。自己申告を行うとEPAからリスク評価費用の負担を求められる可能性があります。
対象となると弊社が認識している製品は以下の通りです。
1.弊社製品
DURACON® POM 全てのグレード
Formaldehyde(CAS No. 50-00-0)を不純物(ポリマー分解物)として含有
DURAFIDE® PPS 全てのグレード
p-Dichlorobenzene(CAS No. 106-46-7)を不純物(モノマー残留物)として含有
2.申告方法・期限
EPA Central Data Exchangeにて電子申請 https://cdx.epa.gov/
2020年5月27日まで
3.対象者
下記の通達文の内容に該当する米国内の事業者。
https://www.regulations.gov/document?D=EPA-HQ-OPPT-2019-0677-0001
当該物質を不純物として含有する製品やArticleを輸入する事業者についても通達文に記述されております。
なお、2月24日付でEPAは本件に関する説明会を開催し、その議事録が下記のURLに掲載されております。
https://www.epa.gov/tsca-fees/transcript-conference-calls-tsca-fees-epa-initiated-risk-evaluations
これによると説明会出席者から自己申告の対象者を絞ることが必要であるとの多数の意見がありEPAはこの意見を考慮するため自己申告の期限延長を検討しており、近日中に通知するとしております。
米国外のお客様におかれましては、貴社のお取引先(米国内の事業であるモルダー様、エンドユーザー様など)や関係会社様(米国事業者)へ本件についてご通知いただき、届け出要否をご判断の上、必要であれば上記記載の当局ウェブサイトにて自己申告をおこなっていただくよう周知をお願い致します。
今後当局から公表される最新情報にご注意ください。
【本件に関する問合せ先】
弊社公式WEBサイトお問合せより、件名に「TSCA」と入れてお問合せ下さい。
TEL:03-6711-8610(営業本部)
以上
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