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2019
新PBT ジュラネックス® 750AM: そり対策のメカニズムと最新の難燃耐加水分解材料の 解説をWEBサイトに公開
ポリプラスチックス
ポリプラスチックス株式会社(本社:東京都港区、代表取締役:塩飽 俊雄、以下、ポリプラスチックス)は、このほど、PBTのそり対策のメカニズムと最新の難燃耐加水分解材料の解説記事を公開しました。
▼ポリプラスチックス株式会社公式サイト
https://www.polyplastics-global.com
▼そり対策のメカニズムと難燃耐加水分解材料の解説
https://www.polyplastics.com/en/product/lines/pbt_750am/index.html
■今回の記事公開の意図
弊社のジュラネックス® PBTは数多くのグレードを有しており、採用されている分野も自動車や電子部品など、多岐に渡ります。しかし樹脂の収縮特性と製品形状のバランスから変形が発生する場合があり、製品の開発時や設計時に問題となります。弊社の低そり材料は、これらの変形要因の影響を減少させることで市場を獲得してきました。本記事では、変形要因と材料の開発方法について詳細に説明しています。ぜひ参考にしてください。
■新グレード:ジュラネックス® PBTの低そりグレード750AMとは
今回メインで紹介しているジュラネックス® PBTの低そりグレード750AMの特長は、耐加水分解性の改善です。UL-94(燃焼性試験規格)V-0の低そりグレードは従来からありましたが、当社では今回初めて、耐加水分解性を向上させたグレードを開発しました。より環境の厳しい条件で使用可能となるため、従来の電子部品に加えて、通信機器やEV,HEVの高電圧部品などの自動車部品においてV-0が必要になった場合に好適な材料です。
※DURANEX®、ジュラネックス® は、ポリプラスチックス株式会社が日本その他の国で保有している登録商標です。
■今後の展開
ポリプラスチックスはエンジニアリングプラスチックの素材メーカーです。素材メーカーならではの材料技術のみならず、成形・加工技術の開発にも積極的に取り組んでいます。今回ご紹介した材料や技術に加え、成形・加工技術を融合させた幣社の新たな発想を生産者のみなさまにお届けしたいと考えております。今後も弊社の材料情報や設計技術について、引き続き自社サイトに公開していく予定です。