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2018
熱変形を抑えた各種コネクタの設計を支援。CAEを用いたリフロー工程時の変形予測について紹介記事を公開
ポリプラスチックス
近年需要が高まる高精度なコネクタ部品の設計時に。設計段階におけるCAE(Computer Aided Engineering)を用いたリフロー工程時の成形品変形予測についての紹介記事を公開。
ポリプラスチックス株式会社(本社:東京都港区、代表取締役:塩飽 俊雄、以下、ポリプラスチックス)は、このほど、設計段階におけるCAE(Computer Aided Engineering)を用いたリフロー工程時の成形品変形予測についての紹介記事を7月18日に同社WEBサイトに公開しました。
▼ポリプラスチックス株式会社公式サイト
https://www.polyplastics.com
▼熱変形を抑えた設計をするために:CAEを用いたリフロー工程時の変形予測
https://www.polyplastics.com/jp/support/desn/cae2/index.vm
■今回の記事公開の意図
近年の市場では、コネクタの使用数が増加傾向にあります。背景にはスマートフォンを代表するモバイル製品の普及や、自動車の電動化によって使用コネクタ数が増えていることが挙げられます。また数量の増加だけでなく、モバイル製品には更なる小型化、自動車部品には厳しい条件下での安全性が求められることから、以前よりも高い精度がコネクタ部品に求められています。
このような市場の要求から、コネクタ製造時の高いリフロー温度での熱変形を少なくすることが重要になっており、高温に対応可能な液晶ポリマー(Liquid Crystalline Polymer : LCP)の採用事例が増加してきています。
ただしLCPを用いてもリフロー工程の高温下では、樹脂が膨張し製品の平面性に影響が出ることがあるため、設計段階で熱変形を予測することが必要です。そこで今回、幣社で検討しているCAEを用いた熱変形予測についての記事を公開することとなりました。
■CAE(Computer Aided Engineering)とは
CAEとは、コンピュータ技術を活用して製品の設計、製造や工程設計の事前検討の支援を行うこと、 またはそれを行うツールのことをいいます。エンジニアリングプラスチック専業メーカーの幣社では樹脂の特性を考慮してCAE解析を行うことができる強みがあります。